薪ストーブを使っている時、ある程度の換気は必要なのでしょうか?
それは、日本住宅か高気密住宅かによって少々違ってきます。
空気を吸い込んで薪を燃焼させる薪ストーブ。動力として空気はとても必要な役割を果たします。
ところが、換気をしてまで大量な空気が必要かと言われればよほどの高気密住宅ではない限り答えはNOです。
空気の流れは、薪ストーブから煙突をつたって屋外に排出されていきます。つまり二酸化炭素、一酸化炭素の心配も無用です。
薪ストーブを使用するときの換気について
ファンヒーターなどを閉め切った部屋で使うと灯油くささがこもったなどの経験がよぎり、薪ストーブはどうなる?と気になりました。
使ってみて分かりましたが、全く心配いりませんでした。
乾燥していない薪の不完全燃焼
使い始めは薪のことがよく分からず、しっかり乾燥していない薪をストーブに投入し不完全燃焼なんてことも。扉を開けたら煙が出てきて臭いってこともありました。
薪がしっかりと乾燥されているかどうかを見極める勘を養うことで解決できます。しかも、それにはあまり時間はかかりません。
乾燥した薪をうまく使えばちゃんと燃えてくれます。
薪をくべる時に扉を開けても薪のいい香り程度で、煙いなんてことはないのです。
薪くべが楽しくてつい
らくまき庵では、換気というよりも、薪をくべるのが楽しすぎて、うっかりどんどんくべすぎなんてことも。
気づけば部屋で汗をかいている状態になってしまった時に少し部屋を冷ます意味で窓を開けることはあります。
高気密住宅出ない限り換気の意識は不要
薪が燃えるには空気が必要です。薪ストーブの取り込み口から空気が入っていきます。
らくまき庵は、高気密などの特殊な住宅ではないので、部屋のドアを閉めていてもどこからともなく空気は入ってきます。
正直、薪ストーブ使用中の換気って、あまり意識したことがありません。
家中がほんのり暖かくなるように、全ての部屋のドアを開けています。
薪ストーブのある部屋を閉め切っているわけではないので、とくに空気が薄くて苦しいや臭いが気になることもなく、窓を開けたりの換気はしていません。
最後に・・・
よほどの気密性の高い住宅なら心配かも知れませんので、その場合はプロに相談されるのも良いかも知れません。
らくまき庵では、特に換気の必要性を感じたことはありません。
薪の乾燥が甘く、不完全燃焼させてしまったり、薪をくべすぎて熱冷ましの意味で窓を開けるという程度です。今ではそれもなくなりましたが。
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