薪ストーブは、薪を焚くことで200℃を超える熱を発し、それを利用してお部屋中を暖めてくれます。
想像以上にとても熱くなるので、道具選びにはちょっとしたコツがあるんです。
薪ストーブを使う時に、とっても役に立つ道具をご紹介します。
これさえあれば、薪ストーブライフを堪能できる!
薪ストーブの道具は、おしゃれなものを、と追求するとたくさんいいものがあります。
らくまき庵では、最初こそおしゃれさを考えたものの、機能性重視というところに落ち着きました。
斧
斧は薪割りするのに必須です。
薪は割って、乾燥しにくい木の中心部分がより外気に触れるようにすることで乾燥を早めることができますよ。
含水率計
薪ストーブに投入する薪の乾燥具合を確認するのに、含水率計を使うと便利です。
慣れてくると勘で乾燥具合が分かるようになりますが、初めのうちは含水率計を使うと安心できます。
うっかり乾燥不足の薪を薪ストーブにいれてしまうとくすぶってしまいます。
耐熱皮手袋
点火前なら、一般的な軍手を使うこともできますが、薪ストーブライフの醍醐味の1つといえば、薪をくべる作業。
これを安全に楽しむためには、耐熱手袋は必須です。
奥の方に手を入れなければ、燃えている薪に触れなければ、大丈夫では?と思いがちですが、燃えている薪から離れていてもとても熱いです。
薪ストーブ本体も熱くなるので、うっかり手が本体に触れてしまっても安心なように、耐熱手袋を必ず装着しましょう。
オススメは肘くらいまである長いタイプのものです。
扉を開けた時に、ふと奥の方の薪が気になって動かしたくなっても手を入れることができて便利です。
ロングトング
薪を奥へ入れたいときや、しばらく焚いて熾火になった薪を動かしたりするのに便利です。
薪を投入するだけなら、耐熱手袋があれば十分ですが、薪ストーブの中ですでに燃え盛っている薪を動かすにはロングトングは必須です。
ガスマッチプロ(チャッカマン)
点火するには、マッチでも可能ですが、短いのですぐに燃え尽きてしまいます。
ガスマッチプロなら、着火剤に火がつくまで使用できるのでオススメです。
薪ストーブは奥行きがあるので、先の長いタイプが使っていて便利です。
点火剤
点火剤を使うと、焚き付け用の薪がしっかりと燃えるので、着火がスムーズに進みます。
着火に慣れるまでは2個くらい使うと安心です。始めがうまくいけば、あとは楽チンなので回数をこなして慣れるのみです!
ショーケ(金属のカゴ)
薪ストーブユーザーの建築屋さんオススメの道具です!
屋外の薪棚から薪ストーブ前まで薪を運びこむのにとっても便利です。
縦持ち横持ち、薪の量によって持ち方を変えることもできます。
もともと、農業用のもののようですが、金属なので、薪ストーブの前にそのまま置いておくことも可能。
薪を運ぶ道具といえば、エプロンなどおしゃれなものも多いですが、これは思いつきませんでした。
難燃性ラグ
薪ストーブの扉を開けて薪をくべる時には、どうしても火の粉が飛ぶので気をつけなければなりません。
床が焦げたりしないように、薪ストーブの前に難燃性ラグを敷いておけば火の粉から床を守ることができますよ。
刷毛
薪ストーブ本体が冷めてしまった後に、薪ストーブの縁をお掃除するのに役立ちます。
ペイント用のものですが、毛が柔らかく、丁寧に灰を取ることができます。
本体が冷えてしまった後なら、耐熱性は関係ありません。
小さなホウキ塵取りセット
薪ストーブ周辺は、薪のクズが落ちたり、扉の開け閉めで灰が飛んだりするのでさっと下がるにクズを集められるようなものがあると便利です。
こちら、建築屋さんからいただきました。気が付いた時にすぐにお掃除できるのでクズが風で飛んだりせずにすみます。
薪ストーブ用クッキングスタンド(五徳)
薪ストーブは、料理もできます。熾火を活用して料理をするときに、五徳を使います。
薪ストーブ用ピザパン
熾火を活用してピザを焼くことができるんです。
薪ストーブは高温になるので、たったの3分程で焼けちゃいます。
薪を入れるためのバケツ
寒い中、何度も屋外の薪棚に薪を取りに行くのは避けたいところです。
焚き方にもよりますが、慣れてくると1日にどのくらいの薪を使うかがわかってきます。
薪ストーブ周辺にある程度のストックを置くため、本来は灰を入れるためのバケツですが、薪を立ててストック用として使っています。
ガラスクリーナー
薪ストーブの扉のガラスを綺麗にしておくと、薪ストーブの炎のゆらめきをより楽しむことができます。
しっかり乾燥させた薪を使うとあまり汚れなくなりますが、汚れてしまった時は、ガラスクリーナーをサランラップにつけてこすり、仕上げに乾拭きするときれいになりますよ。
最後に・・・
薪ストーブはまず、他にはないこの暖かさを満喫することが最優先事項ですよね!
必要最低限の道具を準備して、兎にも角にもこの暖かさを味わいましょう。
使いながら、いろんな道具を探していくと楽しいですよね。
この記事へのコメントはありません。