大切な大切な薪。薪を集める大変さが身に染みていると、少しも無駄にできない、と感じてきますよね。ここでは、薪を無駄にすることなく効率よく焚いていく為のポイントに
ついてお伝えします。早いうちに薪ストーブの扱いに慣れて、薪ストーブを楽しみたいものですよね。
薪ストーブを効率よく焚く為のポイント
薪ストーブを効率よく焚くには、空気をうまく活用することが大切になってきます。空気の流れを考えながら薪を入れる場所やタイミングがつかめれば薪ストーブライフをよりゆったりと楽しむことができますよ。
1.薪ストーブ前面についている空気取り込み調節用のツマミをうまく活用する。
2.炉内の温度が低い焚き始めは、たくさん空気を入れ、薪を燃やす。
3.炉内の温度が安定してきたら、薪に空気があまり当たらないように組む。
・炉内の温度が低い焚き始め
小枝を使い少しずつ中くらいの薪、大きな薪へと火が燃え移るようにつけていく。火が大きくなりだしたら、一気に燃やして200度くらいまで上げていきます。(薪ストーブの温度を確認するには、薪ストーブの上に薪ストーブ用の温度計を置いておくと非常に便利です。)薪ストーブ前面の空気調節用のツマミを全開にして空気をたくさん炉内に取り込みます。
・炉内の温度が安定した頃
炉の温度が200度くらいになり温度が下がらず、安定してきたら空気調節用のツマミを半開きくらいにして、炉内に取り込む空気を少し減らします。ガラス扉から炉内を覗くと、炎もゆらゆらとなり、また雰囲気がガラッと変わります。
・炉内の温度がしっかり安定したあと
薪の火が消えてしまわないように少しずつ少しずつ薪を足していくだけです。もし薪を足すタイミングを逃してしまい、下火になっても慌てず、少し細めの薪をくべるとボッと再び燃え、薪ストーブの暖かさを持続させることができます。真っ赤なおき火状態の薪ストーブは、本当に心地いいので、ソファーで居眠りをしてしまうことも多いです。何度も消えそうになったことがありますが、熾火パワーはすごいです。
最後に・・・
薪ストーブを効率よく焚く方法が分かれば、居眠りしても大丈夫。炎の揺らめきを堪能しつつ、適度に薪をくべて薪ストーブを楽しむことができます。焚き方に慣れるまでは、燃やし過ぎてしまったり、かと思えば、うっかり消してしまったり。薪を使いすぎてしまった日は、寒空の中薪の補充のために何度も薪棚にダッシュ・・・なんてこともありました。薪を効率よく焚けるようになれば、室内に準備しておく薪の量が予測でき、薪の補充をしなくて済むようになりますよ。
この記事へのコメントはありません。