2018年、ヨツールF500のデザインが変わりました。イメージがガラリと変わったので早速変更理由を総輸入元に確認してみました。
ほとんどのパーツでデザインが変更されていますが、大きく変わったのは全面ガラスの格子部が、以前よりもスッキリしました。
もちろん、フロント扉は、旧デザインのものとの互換性もあります。
今回のデザイン変更について、総輸入元からいただいた回答をここで共有させていただきます。
ヨツールF500のモデルチェンジはヨーロッパ主流から
2018年に入って、ヨツールF500がモデルチェンジを行った。もっとも目立つ変更箇所はフロント扉のデザイン。
もちろんデザインが変更されただけで、性能そのものが変わったわけではない。
でも、ヨツールF500とともに生活していくものとしては、些細な変更点も気になる。
まして、これからヨツールの導入を検討している方にとってはなおさらかも知れません。
昨今のヨーロッパではガラス面が大きく、炎を眺めるのに最適なモダンなデザインの薪ストーブが主流となっています。
その流れを受け、クラシックなデザインの薪ストーブでもより炎を楽しめるよう、現在の格子を無くしたデザインやSE(スペシャルエディション)タイプの格子のないデザインを採用しています。
ヨツール日本総輸入元の回答より
ヨーロッパでは炎をより楽しむために扉の中心あたりの格子がないものが主流ということですね。
確かに、視界を遮るものがなくなりよりダイナミックな炎の揺らめきを楽しむことができるデザインになっています。
どんな日本家屋のデザインにも不思議とマッチしてしまうヨツールF500ですが、扉がシンプルになったことで日本でも増えつつあるヨーロッパ風のお宅にもバッチリ合いそうです。
デザイン変更でアンティーク感が犠牲に
らくまき庵では、2018年モデルチェンジ以前の格子ありデザインの扉を使用しています。
モデルチェンジにより格子がなくなったことで、アンティーク感が少し犠牲になっているようにも思えます。
個人的な意見ですが、その格子ごしにゆらめく炎を楽しむというのも気に入っています。
フロント扉のデザインは、見た目の雰囲気を大きく左右するところでもありますが、それは好みの問題でもありますね。
今後、旧モデルの扉を交換する場合
フロント扉をしめる時、薪がはみ出していることに気が付かずガラスを割ってしまうということもあるかも知れません。
モデルチェンジ前のヨツールF500で、今後の扉交換が必要になった場合のことについて質問してみました。
基本的には、モデルチェンジ後の現行デザインのフロント扉への交換になるという回答でした。
しかし、旧モデルの扉への変更を希望した場合、ヨツール本社の在庫によってはそれが可能な場合もあるということです。
ちなみに、質問させていただいた2018年4月時点では、ノルウェイのヨツール本社には旧モデルのフロント扉の在庫があるということでした。
もちろん、タイミングによっては欠品や廃番で完売になっている可能性もあります。
らくまき庵で、フロント扉の交換が必要になった時は、ヨーロッパの方々と同じように今とはまた違ったダイナミックな炎のゆらめきを堪能してみたいと思います。
最後に・・・
ヨツールF500のモデルチェンジ2018は、デザインがよりゴシックに寄ったものになったことと、ガラス越しに眺める揺らめく炎をより楽しめるようにしたフルモデルチェンジでした。
日本総輸入元によると、ガラス部を支えるためと思われる格子部の一部を排除することにより、「揺らめく炎をいっそう楽しめるデザインにした」ということです。
いくらアンティークなゴシックデザインだからと言っても、モデルチェンジは今後も行われていくでしょう。
その移り変わりを見ていくのもヨツールファンとしては楽しみのひとつかも知れません。
ただ、仕様が変更されたとしても、旧モデルユーザーがメンテナンスのための部品交換ができないということにはならないよう、互換性だけは担保して頂きたいと思います。
でもそれも、ヨツール社なので心配はいらないでしょうけど。
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